植物の管理方法
当店で販売しているハイドロカルチャーによる観葉植物の管理方法についてご案内いたします。品種により、やや性質は異なるものがありますが、こちらでは一般的な点についてお伝えさせて頂きます。
また、一般の土とは異なる部分がありますので、ご了承ください。
置き場所
直射日光が当たらない室内に置きます。明るければ、人工照明でも大丈夫です。
暑い日に直射日光が当たると、器内の温度が上がり、蒸れて根腐れの原因となったり、緑色の藻で汚れやすくなるのでご注意下さい。
空調などの風が直接当たる場所は避けます。この風が直接葉にあたると、葉の水分を奪ってしまい葉先が傷みやすくなります。
自然の空気は病害虫の予防にもなりますので、定期的な換気はおすすめです。
温度
目安は暑すぎず、寒すぎず、人が心地よく感じる室温は植物にとっても同じく心地よい環境です。
概ね25℃前後が植物が最も成長しやすく、
10℃を下回ると植物の成長が止まりはじめ
5℃を下回ると、一部の植物は傷んでしまいます。
水やり
陶器等、不透明な器には水位計を利用します。「opt」の表記がある付近まで針が上がるように、植物の株元にゆっくり水をあたえます。
もし、入れ過ぎてしまった場合は、鉢を斜めにして少し水をこぼすように抜いてください。植物が水を吸い、「min」のところまで針が下がると、次の水やりのサインです。
重要なのは、根が常に水に浸かっていることを防ぐことです。植物はレカトンにしみ込んだ水を吸っています。水位計を目安し調整し、器に水が無くなってもレカトンが水を含んでいれば、慌てて水をあげる必要はありません。
針が「min」を指している=鉢底に水がない状態です。
「opt」の表記がある付近まで針が上がるように、植物の株元にゆっくり水をあたえます。(急ぐと針も急に上がるので注意)
鉢底に水が溜まった分だけ、針が上昇していきます。メモリのmax以上の水やりは多すぎます。もし、入れ過ぎてしまった場合は、鉢を斜めにして少し水をこぼすように抜いてください。
日々、植物が水を吸い上げると、針がだんだんと下がります。下がる日数は環境や季節、品種等で異なります。「min」のところまで針が下がったら鉢底に水がなくなったサインです。水やりのタイミングとなります。
※完全にminのところまで針が下がってから水やりをするのがポイントです。根に空気が行きわたる機会をつくることで、根腐れを防ぎます。