植物の植え込み方法

ハイドロカルチャーによる植物の植え込み方法をご案内します。

一般的な土の植物とは異なりますので、ご了承ください。

 

1)外鉢の鉢底から水位計を立てます。

水位計を鉢底から立てます。水位計の高さは、鉢底から表土の高さを目安にゲージが隠れない大きさのものを用意します。

水位計が立つ程度植え込み材(レカトンやプラネットソイル)を入れます。

水を溜めて管理するため、防水できている鉢を利用することが前提になります。

ハイドロカルチャー 水位計を立てる

2)外鉢にハイドロカルチャー植物をセットします。

ハイドロカルチャー植物のセット

植物に予めセットしてある内鉢は、基本的には外さず、そのままセットします。根は、内鉢に空いているスリットから伸びていきます。

内鉢と外鉢の形状が合わず、止むを得ず外す場合も考えられます。その際は、根鉢を崩さないよう注意を払いながら行います。

植物の表土は、最後に上から植え込み材を被せる為、外鉢から5㎝程度下げます。もし、この時点で最初に入れた植え込み材が多ければ、少し取り除いて調整します。

ハイドロカルチャー 植え込み

植物の幹がまっすぐ立っているかを確認、調整します。

その状態で、葉が比較的向いている方を正面(鑑賞面)とし、そのなるべく裏側に水位計が位置するように調整します。調整が終わったら、隙間に植え込み材を入れていきます。

 

 

3)鉢の周りに入れた用土を中まで入れ込みます。

棒でつつく

外鉢と内鉢の隙間に、植え込み材がまんべんなく入るよう、棒などで軽くつつきながら入れていきます。

 

4)完成です

ハイドロカルチャー 植え込み完成

さいごに、水位計を確認しながら水やりを行います。

最初の水やりは、植え込み材が乾いている為、比較的早くなくなる場合がありますので、半日から1日経ってから再度水位を確認します。