水位計で簡単!ハイドロカルチャーの水やりのポイント
健康に植物を育てるための必須アイテム
ハイドロカルチャーで植物を育てる際、水管理は非常に重要です。
水やりが過剰でも不足していても、植物は元気に育ちません。そんなときに水位計を使えば、適切な水管理が簡単にできます。
ここでは、その使い方とポイントを紹介します。
1.水位計の使い方
ハイドロカルチャーでは、ガラスの器に植えた植物の場合、水位は外から確認できるため、水位計は不要です。しかし、陶器などの不透明な鉢の場合は水位計が役立ちます。
・水位計のバーの見方
水位計には基本的にmin・opt・maxのメモリが記されています。
min→最小または0
opt→適正水位
max→最大量
それぞれは上記の内容を示しており、水位計のバーの頭がどこの位置にあるかで、水量を判断します。基本時にはoptを目安にしてください。長期の外出時などはopt以上max未満を目安にすると良いかもしれません。
2.水を与える時のポイント
・一気に入れすぎない
水を注いでから鉢底に溜まるまでには少し時間がかかります。
水を注いでからすぐに水位計のバーが動かないからと言ってどんどん水を追加してはいけません。水位計が動くころには水を入れすぎた状態になっている可能性があります。
ハイドロカルチャーでは、土と違って鉢底に穴が開いておらず、水を排水することができません。水の入れすぎは根腐れの原因です!
水位計のバーの様子を見ながら、少しずつ与えるようにしましょう。
・水やり後の管理
水位計のバーが一番下まで下がったら1日~2日または3日間は水を与えず、培地をしっかり乾かします。これにより、根腐れを防ぎ、健全な根の成長を促します。
1番下に下がるまでの間は一切水を追加しないでください。
(空ける日数は目安です。植物によって異なることもあります)
3.まとめ
ハイドロカルチャーにおいて、水管理行うために水位計は非常に役立つアイテムです。水位計を正しく使用することで過剰な水やり・水不足を防ぐことができます。
根腐れを防ぎ、健康な植物を育てましょう!